中小企業診断士デルソル

多年度受験生でした

私は平成27年度中小企業診断士2次試験に合格するまでに、1次試験と2次試験ともに3回受験しました。

もともと暗記力はよかったため1次試験は難なくクリア(3回とも7科目合計で500点を超えていました)できたのですが、昔から文章を書くことが苦手(読書感想文とか大嫌いでした)で2次試験は2回も落ちてしまいました。

事例1事例2事例3事例4合計
1回目C 49点B 54点C 42点B 56点201点
2回目A 69点D 32点A 65点A 67点233点
3回目A 81点A 71点A 71点A 82点305点
中小企業診断士2次試験受験結果

1回目の受験は散々な結果で正直、帰りの電車の中で泣きそうになったことを覚えています。不合格の知らせを受けて失意のドン底にいましたが、年明けから2回目の受験に向けて気持ちを切り替えました。

前年の事例4で品質原価計算が出題されたことから、中小企業診断士の勉強とともに日商簿記1級の勉強も並行して始めました。地道に確実に勉強しつづけ、模試の結果からはある程度の手応えを感じることができており合格するつもりマンマンでしたが、本試験では事例2でまさかの足切り!。またしても失意のドン底に沈むのでした……。

2回目の不合格通知を受け取り、養成課程に進むことも頭をよぎりました。しかし、試験合格にこだわり3回目の受験を決意しました。過去2年は生活の中心を診断士試験合格に置いていましたが、3回目はある意味で開き直りの心境にもなっており、追い詰めらた感覚はなかったように思います。

なぜ今頃サイトを開設したのか?

中小企業診断士2次試験に合格し、登録してから数年が経ちます。

試験合格者が受験生に絡むのは、引退した部活の先輩がいつまでも部室に顔出すみたいなイメージがありあまり好ましくないと思っていたこともあり、受験のノウハウや経験談等を発信することなく過ごしていました。

しかし、先日、何気に本屋さんの中小企業診断士の資格棚の前を通ったとき、ある男性の方が一生懸命に本を選んでいるのを目にしました。

ふと蘇る過去の記憶。「そういえば自分も必死になって勉強していたな……」

そのとき、ふと思ったのです。

頭がよいわけでもなく、決してスマートな合格の仕方ではありませんが、私が3回の2次試験受験を経て培ったノウハウ(そんな大げさなものではありませんが)等を発信することで、過去の自分のような受験生の方のお役に立つことができればと。

これが本サイトを立ち上げた理由です。

合格できない試験ではない

中小企業診断士2次試験は勉強すればするほど合格に近づける試験です。

私は受験2回目の事例2で大事故を起こしてしまいましたが、それを除けばどの事例も1回目⇒2回目⇒3回目と回数を追うごとに点数がアップしています。

合格した3回目はオールAの300点越えで1回目から100点以上点数が伸びました。こんな私でも合格できる試験です。

ただ、2次試験にはツボがあります。そのツボを押さえないとなかなか合格できません。逆をいえば、そのツボを押さえればグッと合格に近づくことができます。

このサイトでは、中小企業診断士2次試験合格に向けたツボを発信していきたいと思います。みなさま、よろしくお願いいたします!

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